[コメント] 死刑台のエレベーター(2010/日)
唐突にキレた状況から物語に差し込まれる玉山の描写。その脚色の冴えは買うし又絡む景子ちゃんも超ノーブル。問題は吉瀬のパートで、1夜の不安と焦燥と嫉妬の彷徨芝居はジャズ抜き外タレ加味で学芸会風味に堕した。『白夜』の狂気をこそと思う。
(けにろん)
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