★4 | 白鳥の湖のシーンは見事だった。静かながら効果的で的確な演出が素晴らしい。複雑だけど、宗教を我が身としてとらえられない自分にも葛藤がとても感じられた。 (あちこ) | [投票] |
★3 | 現実に対して信仰を拠りどころに「おごそか」に対処せんとする者たちが、人と使徒の間で揺れ動くさまが「おごそか」に描かれるわけだが、その「おごそか」さに「毎度の作りもの的やらせ臭」を感じてしまうのは、信仰を解さぬ者の不徳のせいだけではないと思う。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | とても静謐な作りの映画で好感が持てる。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | 生きることの意味を、苦悩と葛藤のはざ間で問い続ける。その静かで生々しい息づかいは、信仰の有無を超えて、まぶしいあこがれと共感をよぶ。 [review] (シーチキン) | [投票] |
★4 | 轟音ヘリコと聖歌の対決など、厳かな語りに見えて大胆な演出が随所で炸裂する。食卓の「白鳥の湖」に至ってはむしろ馬鹿演出のはずなのだが、その音楽と顔面が私に嗚咽を強いる。どれほど真に迫っていようと、実話に基づいていようと、たかが映画である。だが、人間の精神のぎりぎりを、確かに私は見た。 (3819695) | [投票(1)] |
★3 | 「神々と」と言う割には高次な命題ではなく、曳かれ者の小唄的に矮小な世界観にしか立脚していない。それでも、「白鳥」の余りにと言うしかない自己陶酔なセンチメンタリズムの強引な押し付けには若干捻じ伏せられそうだ。そこだけが屹立している。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | これは13人ならず9人(うち一人は医師)の最後の晩餐の話ですね。実際のキリスト受難の13人を思わせる設定はなかなか意味深く、キリストとその弟子たちも死に対して何を考えたのかを強く連想させ、重く深い物語となっている。
[review] (セント) | [投票] |
★4 | 「神の沈黙」というフレーズが浮かんでくるような、殉教者の葛藤、そして覚悟を極めて美しく芸術的に描いた作品です。
[review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |