★4 | それまでの日常下で心の底に潜んでた屈託が旅に出て露出するというリーン的モチーフを老匠らしい婉曲で描いてロマンと品性がある。ただスペクタクルな醍醐味があるかというと疑問でロケ効果を生かし切る描法は終ぞ覗えない。寧ろ無声映画のように古典的。 (けにろん) | [投票] |
★4 | アルプスの美景に見惚れるということ、ただひたすらに山に登るという行為、この二つがそのまま、時間性と情念の暗喩となる。抽象性と具象性の見事な結合。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] |
★3 | 色々挑戦中だったんだろうけど、コネリーはやっぱりミスキャストっぽいな。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | 前半、なかなか雰囲気はあるけれども概ね退屈。「高さ」の感覚が出せていない箇所が多く(ベッツィ・ブラントリーが岩壁を登るシーンで思いきり引いた画がない、とか)、魅力的なロケーションを活かしきれていない。フラッシュバック挿入の仕方も気を利かせたつもりだろうが、私には間が抜けて見える。 [review] (3819695) | [投票] |
★4 | 氷漬けになっていた青春。歳月に耐え生き残った老婆の中の何か。氷河のように清冽で、残雪のように輝くそれ。そして、そのすぐ隣にある死。ジンネマンのドラマは内で激しく燃焼する。 (淑) | [投票] |
★3 | ジュゼッペ・ロトゥンノの撮影は堪能したがジンネマンの演出にはがっかりした。アルプスの山々を舞台にした室内劇だと思った。20年の時を経て今現在見直してみると傑作と感じるかも知れないが。 (ゑぎ) | [投票] |
★3 | すごい邦題だ・・・。物語の展開がなかなかよかった。 [review] (とら。) | [投票] |
★3 | こんなショーン・コネリーは見たくなかった。 (AONI) | [投票] |
★3 | 沈黙の中どこまでも果てしなく転がり続ける。シュールな絵だ。
(ピロちゃんきゅ〜) | [投票(1)] |
★3 | 屈強で純真な男にとって、本当に恐ろしいものは、「美しく厳しい自然。」ではなくって、「美しい女。」なのですね…。 [review] (ヤッチ) | [投票] |
★4 | 若い時に氷に閉じ込められた恋人が、ある日昔のままの美しい
姿で突然現れたらどんな気持ちでしょうね。 (龍) | [投票] |