[コメント] ストリート・オブ・ファイヤー(1984/米)
何じゃこりゃーっ?どいつもこいつもロックの格好をしながら、どいつもこいつもポップス以外の何者でもなかった80年代のロケンロール丸出しじゃねえか?畜生、こんなものはなあ、こんなものはなあ… 大好きだーっ!!
仮にサム・ペキンパー、ドン・シーゲル或いは深作欣二あたりが70年代=“最後のロック”と考えてみるなら、ウォルター・ヒルあたりは、脚本でペキンパーと組んだりしてても、本質(演出)は80年代のロケンロールなんだろうなあ、なんて思ったりする。
だって、この映画はもう、ムーブメントの外側にいる大人の演出じゃないもん。95分の短尺でドタマとラストにフルコーラス持ってきちゃうし、マイケル・パレの役どころなんかプチ・ケンシロウだし。
夢だ、夢。映画少年や、ロック少年の夢がそのまま映画になっちまってる。
もう、漫画みたいなキャラからファンタジーのような設定に至るまで、80年代に育った自分にとって、冷静に見られるわけがない映画です。
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