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[コメント] シラノ・ド・ベルジュラック(1950/米)
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★4純然たる愛の映画。「絹のガウンのように自分の人生を横切ってくれた」と云う。この世に男と女がいる限り、男はいや女も一生に一度は経験するこんな恋。だから永遠に、この作品は・・・と書いて来て、本当に遠い昔を思い出したよ―私の場合は分かれ道、でした。 (KEI)[投票]
★3ホセ・ファーラーのシラノは威厳に満ち溢れ、存在感も余人の追従を許さないのだが、やはりこの映画に関しては名訳の吹き替えで見たかった。流麗この上ないはずのシラノの名調子が、そこらの学生の手遊びの様な陳腐な文章に成り変わり、少なからず鼻白む。映画の字幕担当者は凡人では務まらないことを痛感。 (水那岐)[投票]
★4「男は強くなくては」に対し、「優しくなくては」と続けられる。それが彼の生き方だったから。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★3嗚呼!愛しのロクサーヌ、僕の鼻高々な詩に酔っておくれ。覆面詩人の愛の代弁&代筆。古典ながら、結構アブノーマルな恋愛世界。 [review] (AONI)[投票]
★5人間が感情に流されて生きる事はそんなに悪くはない。求める気持ち、理解する気持ち、そして見つめ返す気持ち、完璧でない有様を計算する為に用いられた設定と小道具と脇役を上手く使いこなしている。自然でいて不自然なのがこの映画のミソだと思います。 (かっきー)[投票(2)]
★4昨年市村正親主演で行われたミュージカルのキャッチに勝てるコメントが思い浮かばないぃ──「シラノ─その愛は,突き刺さる」.剣豪でありながら脆さを併せ持つ男の痛々しい純愛が凝縮した名コピーだなぁ. (じぇる)[投票]
★4愛することは気づかれないこと?決して弱さを見せないシラノの怪人ぶり、他人の身体を借りて自分の意志を表現する才能。それは虚栄でもありまた、醜い彼の身体を超越した真の姿でもある。 (24)[投票(1)]