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[コメント] 激突!(1971/米)

ぼくちんのドキドキ激突エピソード?・
ebi

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







シンプルな恐怖で良いのではないかと。車に乗ってる人はマイカー男の気持ちにもタンクローリー男の気持ちにもなった事あるんじゃなぁい? どう?

peacefullifeさんじゃないけど、実は僕自身、このマイカー男と同じ体験をした事がある。中学生の頃、新聞配達をしてた。まだ仄暗い朝の5時、自転車にのって朝刊を配っていると狭い道に4駆が止まっていた。まさかこんな朝っぱらに人が乗っているとは思わなかったので「じゃっまくせいなぁ」とつぶやきながら通り過ぎた。すると4駆のヘッドライトがカッと点灯! 狭い一本道に僕の影が長く伸びた。4駆はゆっくりと走り出した。僕はなんとなく怖くなって逃げた。でも、追いかけてるんじゃなくて、ただ行く方向が同じってだけかも……と淡い期待を持っていたが、やがて差し掛かった十字路で右に曲がると4駆も右に曲へ。すかさず次の角を左へ曲がると、4駆も左へ曲がってきた。やっぱ追いかけてきてる...(>0<)僕はヒーフー言いながらペダルをこいだ。4駆はどんどんスピードを上げて近付いてくる。振り向いてもヘッドライトで運転席が見えない。道端にたっていた“安全坊や”をボカーンと蹴散らして追いかけてくる。コワ!!(安全坊やを知らない人は検索してみてちょ)曲り角での減速の差で辛うじて激突を免れていた。

さて、これだけでも十分、激突テイストだけど、ぼくちんのエピソードはラストまでそっくり。追い掛けられ続けた僕の心に恐怖と一緒に怒りが込み上げてきた。なんでこんな目に合わならんのだ!? この辺は毎朝走ってる新聞配達コース、僕はピンときた。あそこなら……。僕はサドルからお尻をあげてペンペン叩いて挑発した。4駆はブォーーーーン!!とふかして、さらに追いかけてきた。ベタつけしてきたトコで僕は道端に立ってる標識の足を掴み自転車は遠心力でカックーンと曲がった。道の先には水をはったばっかの田んぼ。哀れ4駆はジャッボ〜ン!! 激突の主人公は立ち尽くしていたが、僕はふたたびサドルからお尻をあげてペンペンして中指をたててやった。(`∀´)v イェイ。ウソみたいな本当の話。

そんなわけで、あの4駆に乗ってたヒゲ面の外国人がこの出来事をヒントに作った映画が本作である

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……わけない。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (14 人)りゅうじん[*] わっこ[*] tarow ぴよっちょ ゆーこ and One thing[*] ピロちゃんきゅ〜[*] KADAGIO[*] torinoshield[*] peacefullife[*] ケンビックリ[*] あさのしんじ mize[*] シーチキン[*] Myurakz[*]

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