[コメント] ガス人間第一号(1960/日)
あまりにも悲し過ぎる結末。こんな世の中間違ってる!
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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荒れ狂うゴジラと会話をしようにも、それは無理な話だ。逃げるか、攻撃するかであろう。では相手が人間ならば心は通じるのか。この映画をみる限り、やっぱり無理だった。本多監督と木村脚本は怪獣映画では見えにくかった社会からの疎外、孤独というテーマを人間に置き返ることによって露わにしてしまった。 燃え盛る炎のなか、群集の前に無残な姿をさらけ出した水野、その心を人々は誰一人知らないし、知ろうともしなかったであろうことが悲しい。
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