[コメント] アイコ十六歳(1983/日)
今でも思い出すと息苦しくなるほど「匂い」のした映画でした。青春の匂い。ツンとしたスッパイ匂い。富田靖子の演技の未熟さと映画自身の未熟さと富田靖子本人のまだ大人になってない少女のあどけなさがこの映画を本当の「青春映画」にしてると思います.
この映画は普通の青春学園物語だったと思いますが、妙にドキュメントぽかったような気がします.ほとんど内容は覚えていませんが生々しさだけが印象に残っています。この妙に記憶はないけど印象ぶかいのは何なんでしょうか? ただ単にストーリーはありきたりですぐ忘れるようなもので、ちょうどこの映画が上映しているとき自分自身も同じ学生だったからこのような感覚になったかもしれません。 けどこの「記憶はないけど印象ぶかい」感覚は少し別なもののような気がします。 言葉にはならないけれど私にとってとても大事なものだと思います。
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