処女を失うときは是非とも「カッパみたいな表情で口元にニンマリ笑いを浮かべ」ながら♪

と、40過ぎのオバハンに妄想させるだけでもこの映画は魅力的。 だが、この「他人を操る」テクニックはいかがなモノか？（手紙とカップルラブラブ大作戦）

実はワシも過去にやったことあります。スイマセン。 でも、子供の頃ってこーいう「他人（の感情）を操ってみる」ってのはゲームみたいで楽しい（かった）んです。

でも、今思い出すとソレはとても恥ずかしいこと。他人の人生に介入するなんて思い上がりも甚だしい。 仕掛けた本人がしっぺ返しを食らわなければなりません。こーいう事には。

思い出の箱は許す。ドワーフぶらり世界漫遊一人旅も許す。 しかし、八百屋のオッサンには口で抗議するだけで十分（しかし、ソレでは映画にナラン）

そうそう。この映画の優れた真実に気が付いた。

たとえ「処女喪失時もカッパ顔」（つまり自分に起きていることを、客観的にしか見ることが出来ない女）だったチョットアレなアメリちゃんでも、イザ、自分が能動的な気分になって、「恋のエロエロフェロモン」が分泌されると、自分がコレと決めた人の前では、小さなハートがビックンビックンハートビート。

その瞳を見つめるだけで自分の瞳も濡れちゃって、キスのおねだりナンカしちゃう。

女（ほとんど処女と言い換えても差し支えナクッテよ）にも性欲はあるって事で。 つまりそういう事。