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chilidogさんのコメント: 投票数順

★2隣のリッチマン(2004/米)設定もネタも物語も便秘気味。というよりどこかへ消失?どうにもこうにも消化されずじまいで、芸達者なキャストに頼り切りなだけではうまく行かず。[投票]
★3マンマ・ミーア!(2008/米)...。アッパーでやんちゃに乗り切りる楽曲と筋立ては理解できるのだけれど、いささか無理のある曲のねじ込みには微笑むというより苦笑せざる得ないかなあ。こんなド迫力のメリル・ストリープは『激流』以来か。愛の表現の仕方は違うけど。 [review][投票]
★3宮廷画家ゴヤは見た(2006/米=スペイン)原題の直訳は『ゴヤの亡霊たち』。めまぐるしく変わるスペインとその時々を狡猾に泳ぐ男達、そして『ブーリン家の姉妹』に引き続き不幸を背負った中世の女性を怪演、ナタリー・ポートマン。重い。。。[投票]
★3ターミネーター4(2009/米)わざわざ軽さを封印してみせたマックGではあるが、一見重苦しい物語も綻びが目立ち、世界観や登場人物の行動原理の薄っぺらさが見え隠れ。バカをネタにできない『スターシップ・トゥルーパーズ』。並みいるターミネーターよりも。。。 [review][投票]
★4スラムドッグ$ミリオネア(2008/英)圧倒的。インドにおける様々な過酷な現実を鮮やかに時にはドス黒い夢物語として、疾走感をもって紡ぎだす。こんなことができるから、ハリウッドに戻る必要はないんでしょうダニー・ボイル[投票]
★4フロスト×ニクソン(2008/米)一方的に殴られてはコーナーに戻り、膝をついては起き上がり。老獪なニクソンに挑むドンキホーテ然としたフロストが、徐々に互角の死闘に持って行く様は見事な展開。客観的な視線で且つ手に汗握らせるロン・ハワードの名ジャッジぶり。[投票]
★3ワルキューレ(2008/米=独)高貴に生き冷徹に行動しようとした主人公が、ただ哀れなほど滑稽に終幕へ飛び続ける。その主題たる混乱をもう少し巧く撮れなかったものか。小道具の使い方が好不調激しい。良し(レコードや電話)悪し(義眼等)か。[投票]
★3ラストキング・オブ・スコットランド(2006/英)緊迫の展開というよりフォレスト・ウィティカーの怪演に飲み込まれる。主人公であるところのスコットランド医師の視線に寄っているため、ウガンダの実情という視点からいうとやや狭いのだが。[投票]
★3ジャージの二人(2008/日)霧の山荘とゴムのユルユルに伸びたジャージに包まれた、実生活の切り傷。象徴として面白いのだが、ジャージがなくとも成立する話でもあり。で、堺雅人鮎川誠は力を抜いてひょうひょうと公演してるけれども、やっぱり違和感がある親子の間柄。[投票]
★3ジェネラル・ルージュの凱旋(2009/日)シリアスと笑いを強烈にぶち込み観る者を揺さぶった前作に比べ、その両方を使いつつより手堅い演出。こちらがシリーズという<麻酔>にかかってしまった?またもやココでも手堅い堺雅人[投票]
★3罪とか罰とか(2009/日)演劇的な演出と映画的な演出。これが代わる代わる出てきて、効果倍増なシーンと相殺してしまっているシーンで、テンポよくノレず。七癖ある強者どもの群れに放り込まれた成海璃子。意欲作である事は認めたいんだけどなあ。[投票]
★320世紀少年 第2章 最後の希望(2008/日)漫画喫茶で補完するつもりだったのに、結局第2章を観てしまった。ツッコミどころも含めた近未来東京(なぜか山手線の西側ばかり)を舞台に上戸彩似のヒロインが駈ける。いや彼女はむしろ拾い物か。キャストの多さは物語への吸引力を薄めてしまった。 [review][投票]
★3チェ 28歳の革命(2008/米=仏=スペイン)兵士に説き、時に治療し、そしてただ前進す。「スーパーヒーロー」のような礼賛も卑下もせず、喘息そのままに「息苦しく」キューバの山中を行軍する。アメリカでこの映画が作られたという事実、どちらかが一方が変わったのか?全てが変わってきたのか?[投票]
★4愛の伝道師 ラブ・グル(2008/米=カナダ=独)オースティンパワーズ』シリーズ以後すっかり『シュレック』の声ばかりだったマイク・マイヤーズ。溜めに溜め込んだお下劣ネタが炸裂、画面一杯に大放出。それを嬉々として演じているカメオら。こんなもんに4点もつける、はいビョーキです。 [review][投票]
★3激流(1994/米)たしかに大自然を収めているし、運命に抗い飲み込まれる人間の葛藤も描いている。名優達のせめぎ合いもある。が、何かフルに伝わってこない。観ているこちら側の野生本能が鈍っているせいか、はたまたカーティス・ハンソンの緩急のない演出のせいなのか。[投票]
★3ダウンタウン(1990/米)仕事を選ばない全く今と同じフォレスト・ウィティカーと、若かりしアンソニー・エドワーズ(「ER」のグリーン先生)。微笑ましさとグロさが同居する冴えないストーリー。[投票]
★3ウォーク・ザ・ライン 君につづく道(2005/米)リヴァーの弟、ホアキンをキャスティングして大成功。やはり兄を亡くす刹那のミュージシャンを歌声ごと演じ、見事大化け。相方リーズ・ウィザースプーンの歌声と共鳴し、二流な物語を「魅せる」物語に。それだけにミュージシャン転向は惜しい、ホアキン。。。[投票]
★3墨攻(2006/中国=日=香港=韓国)熱くはなる。なるんだけれど、主人公の行動と主張そして国としてのありようみたいなものが、矢を放ちあうだけでぶつかり合わず。「サッカーの試合にラグビーのルールを持ち出す」ような違和感。えげつなく爽快感なしの戦術劇は見応えある。[投票]
★3キングダム 見えざる敵(2007/米)現実時代背景を見せておいて、結局やりたかったのは「ド派手」な硬派アクション。だったら前者は要らないよなあ。爆発キャッホ〜、弾幕イエ〜ッて映画(問題)じゃないなら、もうちょっと品のある落としまえの付け方を(という皮肉か)。[投票]
★4ウォーク・ハード ロックへの階段(2007/米)ジョン・C・ライリーの変幻自在な歌声で贈る一大音楽史。ちゃんと「パロディ」です、と謳わないと錯覚するホンキの作り。90分の夢のホラ話。『俺たちフィギュアスケーター』に引き続き、ジェナ・フィッシャーは今回も期待を裏切らないエロさ。 [review][投票]