ねーちゃん記者が、眼鏡君に話しています。レモンを搾りながら、ビタミン剤とかには頼っちゃなんないと。で、ビタミンＣを摂れば、これで「風邪よバイバイさようなら♪」 こんなどーでもいいシーン。この最後んところの「さようなら」ってのが、やたらに早口。この科白が何故か頭に残ってる。謎だ。

もう２０年程前です。テレビでの放送を叔父様に録画してもらって、繰り返し繰り返し何度も見ましたよ。そりゃぁ、コマーシャルの順番さえ覚えてしまうんじゃないかという程。コマ送りにして、弾丸をキャッチするシーンを大真面目に見ましたよ。「おぉぉ！！ 本当に弾飛んでるよ、掴んでるよぉぉ！」（←少なくとも当時の私には弾丸の軌跡と掴む瞬間がしっかり見えた）と、感動！

あこがれたなぁ〜。絶対いつか空飛べるんじゃないかと思ったもんなぁ。

しかし、、今思えば、この映画のハチャメチャさと言ったら、見事にＢ級ですわ。コメディとして楽しめちゃうんじゃないかというほど。

「地球を反対に回したからって、んなことあるわけないじゃんさぁ〜」 というのはとりあえず無視したとして、あのエレベーター落下シーン。スーパーマンは、急スピードで落下するエレベーターを、下から上昇しながら持ち上げてしまいますが、「慣性の法則」無視しとりますよ。映像を見る限りでは、落下速度１００Km以上（いやもっとのようにも感じるぞ）の物体を、下から一気に上昇させてしまっています。こんなことしたら、ほとんどしがみついてるだけのねーちゃんは「サバ折り」ですよ。ボキッと。そして、スーパーマンは「うぉぉぉぉ〜（涙目）」って地球の回りぐるんぐるんと。

と、けちょんけちょんに言ってるけど★★★★★さ

そうよ。これはそんなことを感じもせずに、ひたすら純情だった少年時代の自分のために、★×５以外はつけられんのです。じゃなきゃ、何回も繰り返して見た自分は何なのさと思ってしまいます。