★2 | シャカリキ!(2008/日) | すべての素材が調理されないまま食卓(=レース)に出された印象。主人公の魅力が薄く、周囲の仲間たちも輪郭がぼやけている。そもそもこの作品、すべてが上っ面で若者たちの心の葛藤など描こうとすらしていない。音楽だけがCD買おうかなと悩んだくらいカッコイイ。 | [投票(1)] |
★3 | 県庁の星(2005/日) | もう少し「スーパー」の展開に深みやこだわりを持って欲しかった。ほんと、あの場はいくらでもネタが出てきそう。せっかく配役もいい人を用意したのにもったいない。県庁組とスーパー組を明確に分けすぎていて、あまりに話が分断されすぎているのも残念。 | [投票] |
★3 | ピーナッツ(2005/日) | あまりにひねりのないかつての松竹映画のような定番の進行で、かえって安心して観ていられた、というのはある。ただ、みんなお笑いであるが故か、真剣な表情がかえって笑いを誘ってしまうし、真面目なシーンであっても何かやらかすんじゃないかというハラハラ感があったのは誤算か?すべて狙っていたのだとするなら、それはそれで脱帽。 | [投票] |
★3 | そのときは彼によろしく(2007/日) | 畳み掛ける不幸の羅列で途中で辟易するが、画と流れは結構手をかけており、耐えていられる。でもね、 [review] | [投票] |
★4 | 電車男(2005/日) | ありえないほど出来すぎに思えるのはこの作品があまりに純粋だからだろう。そうやって斜視してしまうくらい我々はスレてしまった。しかし、同時にこういった純粋な物語を心のひとつの灯火にしている人達が多いというのはちょっと嬉しい気がする。実話であって欲しいという一縷の期待はみんな持ってる。 [review] | [投票(1)] |
★4 | 陰日向に咲く(2007/日) | 原作未読。ネタがありがちなのでグッとは来るが泣けはしなかった。が、感心したのはすべて編集の上手さだ。脚本も原作ありきで制限も多かっただろうが、画の「流れ」が美しかったおかげで無理した印象が残らなかった。ラストの「納め」も良い。唯一電話のくだりだけは見過ごせないほど都合良すぎ。 | [投票(1)] |
★3 | 曲がれ!スプーン(2009/日) | 妙にツボに来ない進行。同じ舞台からの移行である『サマータイムマシンブルース』との違いは、映画ならではの必然性がこちらにはまったく感じられず、舞台のままそっとしておいてあげればいいのに。無名どころを中心に配置したチャレンジ精神は十分理解してあげたいのだけど。 | [投票] |
★3 | 7月24日通りのクリスマス(2006/日) | 夢見る夢子がメガネを外すと現実をしっかり受け止められる美女になるのはあまりにありがち。その変化も唐突で同じ人物には思えない、いかにも演技してます光線放出。とはいえ、軽く楽しめるラブコメだし、意外にも中谷のナレーションが上手くてホンワカ。あまりツッコむ作品でもないしね。 | [投票] |