ヴィンセント・ミネリの映画ファンのコメント
ゑぎのコメント |
ベルズ・アー・リンギング(1960/米) | 日本未公開作だが夭逝したジュディ・ホリデイのブロードウェイでの当たり役で(しかも映画としては遺作)、ヴィンセント・ミネリ監督作だ。やっぱり面白かった! [review] | [投票(1)] | |
お茶と同情(1956/米) | 全体に演劇的過ぎるのとラストが曖昧というか複雑過ぎて、フラストレーションの溜まる出来ではあるが、ヴィンセント・ミネリの演出力は納得することができる。 [review] | [投票] | |
晴れた日に永遠が見える(1970/米) | 大学の花壇という設定と思うが、様々な花が、微速度撮影のように開花するカットでクレジットが入る。途中でストライサンドが登場し、唄い始めるのだが、彼女が花を成長させていた、つまり超能力者、ということなのか。ミュージカルらしいファンタスティックな処理というだけなのか。 [review] | [投票] | |
ジーグフェルド・フォーリーズ(1946/米) | 7人の監督が参加したオムニバス。どのパートも全部楽しめるが、フレッド・アステアとジーン・ケリーによる「The Babbitt and The Bromide」のパートが全編を通じてのハイライトだろう。こゝを含めて、やはりヴィンセント・ミネリ演出の部分がいい。 [review] | [投票] | |
若草の頃(1944/米) | 傑作。『オズの魔法使い』から5年後、22歳のジュディ。トローリー・ソングのシーンがとても可愛い。また、これがヴィンセント・ミネリの処女作なのだ! [review] | [投票(2)] | |
バンド・ワゴン(1953/米) | シド・チャリシーが緑のコートを脱ぎ捨て、赤い衣装になってからのフレッド・アステアとのダンスシーンが、数あるMGMミュージカルの中でも最高の映画的瞬間だろう。 [review] | [投票(5)] | |
恋の手ほどき(1958/米) | 大人しいミュージカルだ。フィルムの中を暴れ回るようなミュージカルのダイナミズムは無いが、例えば『略奪された七人の花嫁』や『踊る大紐育』なんかよりもずっと心締めつけられるものがある。レスリー・キャロンの顔は私には到底チャーミングだと思えないのに、このジジの可愛らしさよ。 | [投票] | |
ブリガドーン(1954/米) | ミネリのミュージカルの中では明らかに巧くいっていない部類。少し気負い過ぎか。しかし、美術装置は凄い。ヴァン・ジョンソンは終始一貫してつまらなそうな顔をしており、彼を見ていると、こちらまでつまらなくなってくる。 | [投票] |