「泣いた作品」(tomomi)の映画ファンのコメント
ゑぎのコメント |
雨に唄えば(1952/米) | MGMミュージカルの最高作。そしてこの映画は敵役の悪声の大女優を演じるジーン・ヘイゲンが支えていると言っても過言ではない。 [review] | [投票(11)] | |
オール・アバウト・マイ・マザー(1999/仏=スペイン) | 強引で無理やりな奇矯さをでっち上げるプロット構成は気になるが、キャラクタリゼーションが巧みで嫌らしさがない。それに色使いは抜群に美しい映画だ。だが、私にとってこの映画で一番印象的なのは実は何を隠そうペネロペ・クルスの登場シーンなのだ。 [review] | [投票] | |
ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000/英=独=米=オランダ=デンマーク) | ゴダールが『勝手にしやがれ』で創始したとされる、いわゆるジャンプカットを使ったダイナミズムの極限。 [review] | [投票(2)] | |
風花(2000/日) | 北海道に拘った彼の遺作が北海道を舞台にした映画でこのパワーダウンはハッキリ云って失望する部分もあるが、今はただ日本映画界からこれだけの演出力が失われたことが残念でならない。 [review] | [投票(2)] | |
アルマゲドン(1998/米) | なかなかいいじゃないか。いい加減な話だが、そこが映画らしくていい。ロシア人宇宙飛行士としてピーター・ストーメアが登場する場面のカッティングなんかとっても良いと思う。 [review] | [投票(4)] | |
A.I.(2001/米) | まず、キューブリックの呪縛から解放されてこの映画を見ることが肝要だと思う。つまり「キューブリックだったらどうやったか」というようなことを考えながら見てはいけません。私は見る前にそう自分にようく云い聞かせて見ました。「これは所詮スピルバーグ映画なのだから」と。 [review] | [投票(8)] | |
シュリ(1999/韓国) | いい出来だ。感心した。この監督には立派に演出力がある。冒頭近く、デパートからの追跡劇でのフォーカスの演出で、ああ、良くできていると思った。しかし、この映画はキム・ユンジンという女優の魅力に大部分を拠っているのは確か。 | [投票(2)] | |
ザ・ロック(1996/米) | この映画は私にはイマイチ。マイケル・ベイなら『アルマゲドン』の方がずっと良い。ショーン・コネリーのキャラクタ付けは文句はあるけど許せる。しかしこのエド・ハリスの一貫性の無さは私には致命的だ。最後まで正真正銘の悪役にして欲しかった。活劇において悪役の魅力創出は最大プライオリティだろう。 | [投票(1)] | |
フェイス/オフ(1997/米) | 冒頭の飛行場での追撃シーンとニコラス・ケージが吹っ飛ぶカットで、まず吃驚する。『上海から来た女』のミラールームを真似たシーンから続く鏡を挟んだ2人の対決シーンの映画らしさよ。この映画の最も素晴らしいシーンだ。映画的! | [投票] | |
シティ・オブ・エンジェル(1998/米=独) | まずは素晴らしい撮影。久しぶりに朝日と夕陽の演出を見たという感じがする。あとメグ・ライアンの胸の話から思うこと。 [review] | [投票] |