「スウィングしなけりゃ意味ないね」(リーダー)の映画ファンのコメント
煽尼采のコメント |
黒い太陽(1964/日) | 多分にバタ臭い演出家・蔵原の自己諧謔を感じさせる点は『狂熱の季節』以上。もはやユーモアの域を突き抜けて凄惨でさえある。いつも‘汗’を効果的に画に取り込む蔵原だが、今回は黒人兵の黒い肌に点々と光る汗が印象的。この映画の不快さと、その批評性。 [review] | [投票(2)] | |
狂熱の季節(1960/日) | これは巧い。乱暴にカメラを振り回しているように見えて、細部の音の演出まで的確。主人公の無軌道な行動には吐き気を覚える面もあるが、彼の無法な躍動性が映画的活気をもたらしているのもまた事実。連続噴射するエネルギー。 [review] | [投票(1)] |