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天使の恍惚 (1972/日)
製作 | 葛井欣士郎 / 若松孝二 |
監督 | 若松孝二 |
脚本 | 出口出 |
撮影 | 伊藤英男 |
音楽 | 山下洋輔 |
出演 | 吉沢健 / 横山リエ / 荒砂ゆき / 足立正生 / 秋山ミチヲ / 山下洋輔 |
あらすじ | 東京爆破作戦をたくらむ革命組織の実行部隊・秋(荒砂ゆき)グループの兵士リーダー十月(吉沢健)は、部下たちと武器調達のため米軍施設へ潜入し弾薬の強奪に成功するが死傷者を出し十月自らも目を負傷してしまった。この失態が原因で、作戦実行の主体は冬グループへと変更されしまう。目標を失った十月の部下・月曜日(本田竜彦)と金曜日(横山リエ)は単独での爆破作戦を主張。組織優先を訴える土曜日(小野川公三郎)は、指示を受けるためグループリーダー秋のもとを訪ねるのだった。公開直前に作品の内容と酷似した爆弾テロ事件が発生。上映差し止めの圧力がかかり物議をかもした。(89分/パートカラー/ビスタサイズ) (ぽんしゅう) | [投票] |
同時代のテロリストを、描いたというよりは写し取ったような切迫感が渦巻いている。当事者たちと思いを一つにしていたとしか思えない本気さを持ちながら、思想的暴走の半歩手前で踏みとどまった若松孝二のセンスがこの作品の良心を支えている。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
ラストシーン、こんなことは常識では不可能だが、可能性を希求する喘ぎを画面に叩きつけて観る者を圧倒する。若松はあの時代の生き証人、稀有な芸術家だった。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
若松いわく「東京爆破宣言」。最後、人ごみの中を去る吉沢健が良い!山下洋輔トリオの音楽もGOOD! (RUIVSKY) | [投票(1)] | |
ここは静かな最前線。 [review] (マッツァ) | [投票(1)] | |
「孤立した精鋭が世界を変える」と組織論を放棄した時点でマスターベーションに堕しているのに自虐史観に立脚してるわけでもない。進行形の渦中で混沌する価値観。「ごっこ」な革命の胡散臭さの歴史的遺痕跡。だが、真摯な若松を笑うことは許されない。 (けにろん) | [投票] | |
完全に受け入れる事は出来ない作品でしたが、かつて日本にもこういう時代があったという歴史的な視点で見ると非常に興味深い作品。 (TM(H19.1加入)) | [投票] | |
現代に生きる我々にとっちゃ「何じゃコリャ」という話だけど、映像と音楽は今見ても見事。それにしても秋は極左のくせに運転手付ベンツ乗ってんのな。 (もしもし) | [投票] | |
うーん、極左冒険主義ぃ。こんなもんまじめに描いちゃだめよ。 (_) | [投票] |
Ratings
3人 | ||
2人 | ||
10人 | ||
0人 | ||
0人 | ||
計 | 15人 | 平均 | (* = 1)
POV
ATG映画の奥は深いぞ (町田) | [投票(14)] | 時代の痕跡ーATG公開作品(70年代日本映画篇) (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
おいらの青春 (まご) | [投票(3)] | スウィングしなけりゃ意味ないね (リーダー) | [投票(2)] |
見えたからどうなんだ(^^;) (まご) | [投票(2)] | ラストシーンは永遠に不滅です (まご) | [投票] |
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