★4 | ナチ総督暗殺後犯人は如何に逃げるか―から始まるなんて、ストーリーテラーのラングはやはり上手い。ゲシュタポ対レジスタンスの虚々実々の駆け引きであくびをする間もなく迎えるのは最後の大どんでん返し。と、一気読みではなく“一気見”だ。 (KEI) | [投票(1)] |
★5 | あの詩は燃える。まさに炎そのもの。『シンデレラ・ボーイ』の原題はこれが元ネタなのかな? (黒魔羅) | [投票] |
★4 | 矢っ張りウォルター・ブレナンは映画史上最高の脇役だと実感。ブレナンの結末を知らされないのが困るがカメラも編集も凄い。画面の強さ、強烈な緊迫感の創出に収斂している。しかし私が見た版はどうも書面や手紙の部分の繋がりがおかしいと感じた。カット版という気がしてならなかった。(1988年5月に近鉄劇場で) (ゑぎ) | [投票] |
★4 | 反ナチ亡命者ユダヤ系フリッツ・ラング有終の美 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★4 | 134分完全版。ジーン・ロックハートが『M』のピーター・ローレそっくりに見えてくるのは何も身体的特徴に限った話だけではあるまい。 そう、これはプロパガンダ映画の皮を被っているが内実はラングお得意の不条理劇なのだ。前半と後半のトーンの違いはそれ故のものだ。 (赤い戦車) | [投票] |