山中貞雄の映画ファンのコメント
水戸黄門 血刃の巻(1935/日) 人情紙風船(1937/日) その前夜(1939/日) 右門一番手柄 南蛮幽霊(1929/日) 河内山宗俊(1936/日) 戦国群盗伝(1959/日) 右門捕物帖 六番手柄 仁念寺奇談(1930/日) 丹下左膳餘話 百萬両の壷(1935/日)が好きな人 | ファンを表示する |
ガートルード(1964/デンマーク) |
ドライヤーの遺作であり遺言。『ぼんち』かっ! [review] (ペペロンチーノ) | [投票] | |
映画の殻をやすやすと突き破り、60年経った今なお今日性を保つ傑作。俳優の出入りや、言葉の応酬、意表をつくストーリー展開あらゆる視点で凡百の映画がたちうちできない緊密度を有する。なおかつ、画面は1930年代の古風さも併せ持つ。主人公の確信に満ちたビジョンと自律性、一貫性で、人物造形の金字塔を打ち立てた。 (ジェリー) | [投票(2)] | |
ゲアトルーズのような人生も、それはそれでありだとは思うが、自分も彼女のようになりたいかどうかというのとはまた別の話。[下高井戸シネマ] (Yasu) | [投票] | |
画面の中央に位置しあらぬ方を見つめる主人公。「愛する」「愛していない」しか交わされない、静寂だけれど饒舌な言葉。人の行き交いと計算されたカットバック。驚愕の鏡。架けられた人物画の沈黙。『怒りの日』や『奇跡』の果ては、徹底的で効果的な省略だった。 (動物園のクマ) | [投票(1)] |