★4 | 好きだなあ、この映画。家族とその血。生きること、人を愛すること、生活すること、そんな当たり前の人間の営みがかなりセンスのいい映像で描かれている。何気ない描写にも演出の切れが随時伺われる秀作。 (セント) | [投票] |
★3 | 女と家を出た父。嫁に頭の上がらない兄。溺愛の末、甘えに閉じこもる弟。言い寄る成金男。小役人と精神を病んだその息子。ションヤンは抜け殻男の代わりに、家族(男〉の象徴として家をとりもどそうとあがき、生活基盤(男)の代用としての店を失うかもしれない。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | ションヤン(タオ・ホン)は、別に強い女ではない。環境が彼女を強く見せているだけだ。好きでもないタバコを弄んで、火をつけてくれる優しい男を待つくらいに弱い女なのだ。彼女のなかにある疲れた表情は、この変貌しようとする街のため息かもしれない。 [review] (水那岐) | [投票] |
★4 | 夜更けのスナックで訳ありな美人ママの身の上話を聴いているような気分に浸りながら観賞してました。
[review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★3 | 美しさと違和感。ローキー、ハイコントラストの詩情あふれる画面に佇むタオ・ホンの美しさに惹かれる反面、たとえば一生懸命ナイフとフォークでピザを食べる、というようなディテールにチクチクした違和感を覚えて居心地が悪い。
[review] (ぐるぐる) | [投票] |
★4 | 拙い演技と台詞。フォークdeピザ。アメイの口髭。等々、突っ込み所は多々有るものの、それを補って余りあるのは都市の存在感とエネルギー。この監督は、自分の住む国の魅力を良く知っている。 (眠) | [投票] |