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笹原嘉弘の映画ファンのコメント

パコダテ人(2001/日)が好きな人ファンを表示する

運命じゃない人(2004/日)************

★4トリッキーな情念のパズル。ここまで完璧に騙されるのはぶん殴られた後みたいに爽やかである。もちろん事前知識を入れないで観たので、ほのぼの叙情的ラブ・ストーリーかと思ってしまったあたり、自分のスットコドッコイさを噛みしめる結果となった。若い才能はこんなふうにして、我知らず着実に育ってゆくんだねえ…。 (水那岐)[投票(5)]
★5脚本の出来の良さに驚く。ローバジェットを逆手に取り、手垢のついた役者を使わなかったのも正解。練られて丁寧に作られた作品をちゃんと評価しておかないと日本映画の未来は暗い。この作品を観るときは予告編ですら見てはいけない。事前の知識を入れてしまうと楽しさが半減する。(実際、この作品の予告編は最低の出来だ) (tkcrows)[投票(6)]
★5むちゃくちゃ面白かった。例のブツ同様に、ほとんど金をかけず、出演陣には有名俳優は皆無だが、その誰もがびっくりするくらいのはまり役ばかり。二重三重に深みのある味わいで、作劇というものが存分に堪能できる映画。 [review] (シーチキン)[投票(3)]
★4構成の妙に唸らされるのはもちろんだが決してそればかりではなく、観終わって爽快な気分にさせてくれるところも大変よろしい。最初からこんな凄いのを出してくると次回作は大変だろうが、大いに期待しようじゃないか。[ユーロスペース1] (Yasu)[投票(5)]
★4緻密な脚本、特に一心不乱に進行していく脚本は時として感情移入を妨げてしまうが、これは違う。「宮田」という核が最高の受け口になっており、「ええ!?」という驚きの展開でも、決して揺るがない。まあるい、やさしい、それでもドキドキなお話。 (ナッシュ13)[投票(1)]
★4棒が一本あった。葉っぱかな?と思ったがそうではなく、カエルだった。と思ったがそうでなく(中略)アッという間に可愛いコックさんになる面白さ。 [review] (G31)[投票(5)]
★3ABCDEという事象の流れを例えばEBDACのように再構成した挙句、Aに対するA'、Bに対するB'をプレイバック方式で自然に盛り込む脚本のうまさ。そんで、AもBもCも実は本流ではなく、A'がB'がC'が後から見せられる視点が事象の肝、という部分で膝を打った。 [review] (夢ギドラ)[投票(1)]