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美貌に罪あり(1959/日)ファンのコメント

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祇園囃子(1953/日)************

★4古典的な花柳界とそれを取り巻く都市社会。古典的な女の価値観と自我を隠さない女。こういう対立のなかに潜む、人間の淫らさが、すごくよく描かれている。とくに、いらいらしながらも、道徳や権威ではなく自分の気持ちで生きる若尾文子が、すばらしい。 (エピキュリアン)[投票(4)]
★4後の黒澤明が役者の動きに合わせてフレームを決めるのに対し、溝口はフレームの中に入るように役者とキャメラを動かす。どちらがいいかは好みの問題だろうが、芸術性という点では文句なしに後者に軍配が上がるだろう。[Video] (Yasu)[投票(1)]
★5矜持=「自分の能力を信じて抱く誇り」。“女”の誇りと“祇園の女”の誇りの深い裂け目。その底を垣間見てベテラン舞妓(木暮美千代)も、少女舞妓(若尾文子)も苦悩する。溝口建二宮川一夫の視点はサディスティックでさえある。 (ぽんしゅう)[投票(5)]
★4性奴隷の哀歌 もしくは 女優は何処へ行った? [review] (ボイス母)[投票(5)]
★4スクリーンに現われた最も美しいラビリンス。この映画は日本の誇りだと思う。 (町田)[投票]
★3何と言っても若尾文子が可愛過ぎるし、浪花千栄子の嫌味たっぷり演技も溜まらない。小暮実千代って何がいいのか分からない。 (直人)[投票]
★5溝口映画の「佳作」だなんてとんでもない。今こそ再評価されるべき真の傑作! 若干19歳の若尾文子演じる奔放な舞妓が遭遇する壁は、単なる花柳界の因習などでは無く、今も日本に根強く残る「前近代」というやつなのだ! (若尾好き)[投票(10)]
★3慣れぬ酒に酔い、舌足らずな声で駄々をこねる文子たん。 いやあ、めんこいですねえ(←劇中のスケベオヤジと同化した視線) [review] (たかやまひろふみ)[投票(2)]