★5 | 3時間10分という上映時間は決して長くない。その位濃密な作品でした。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票(1)] |
★4 | 闘うことを決意した者は、必ず二つの対象を敵にしなければならない。ひとつは倒すべき相手として、面前に具体的に存在する人物や組織や体制。もうひとつは、刻々と変化する状況と闘う意志の持続が、当事者の制御能力を自ら麻痺させるという人間の不思議さ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(10)] |
★4 | つまらないということではなく、観ていてこれほど辛い映画は記憶にない。揶揄するでも罵倒するでもなく、事実を追った力作。圧倒されるばかりである。 (Master) | [投票(1)] |
★3 | どうしても「テレビ的」という語が頭に浮かんでしまう。それは画面に映画(フィルム)らしい艶が希薄なことと、再現ドラマ的な情報提示の形式(=「実録」)のためであるが、それがどうしたと云わんばかりの力強さに溢れた映画でもある。 [review] (3819695) | [投票(1)] |
★4 | 若松孝二が撮った事が重要なのだと思う。仮にどんな内容であっても、彼(当時を適切な立場で知る者)でなかったら観客は納得出来なかったのではないか。… 2ヶ月以上reviewに頭を悩ませてきたが、40年答えられなかった問題にひとつの解答を出したこの映画に対して、俺如きが軽々に評せられる筈もない。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(4)] |
★3 | 序盤のセクト勃興史は、あたかも深作『代理戦争』の如しで快調だが、物語が山に入ってからは停滞。今更のこういう永田や森なら伴明『光の雨』の方が鮮烈だった。愚直なまでの若松は支持したいが現代に訴求させる多面的「総括」には至らなかった。 (けにろん) | [投票] |