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セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974/仏)ファンのコメント

セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974/仏)が好きな人ファンを表示する

ドイツ零年(1948/伊=独)************

★4どんなに悲惨なドラマが展開しようと、監督は決して冷静な視線を反らそうとはしない。戦争を語る人間の誠意。[4.5] (くたー)[投票(2)]
★3大人は判ってくれない・戦争編』子供ほど生きていこうとする力に溢れた存在はないと思っていたけど、そんな子供を追いやる人間社会の歪み。 (マッツァ)[投票(1)]
★3解説はしない、ただ語るだけというような映画。それだけにいつまでも忘れ難い。 (丹下左膳)[投票]
★4乾いた笑顔とひからびた涙。何の手立てもありゃしない現実。 (tredair)[投票]
★4ある時本作の粗筋を友人に説明していて、ラスト20分で言葉に詰まってしまった。「少年が彷徨する」と一言で済んでしまうのだが、そんな簡単に片付けられるものでないことは映画を観た皆さんならよくご存知であろう。リアリズムを超えた映画のリアルが其処にある。掛け値なしの傑作。 (赤い戦車)[投票(1)]
★4あの延々と続く彷徨は日本においてならば「道行き」という演技になるだろう。一人であって一人ではない、亡き父との最後の散歩。しかし、ロッセリーニは、虫眼鏡で昆虫を覗いているかのような対象への距離感でこの道行きを描く。情緒に溺れぬ即物性がかえって強烈な主張となる。 (ジェリー)[投票(1)]