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坂上みきの映画ファンのコメント

ヴァイブレータ(2003/日) 愚か者・傷だらけの天使(1998/日)が好きな人ファンを表示する

おとうと(1960/日)************

★3姉が抱き、弟が感じた愛のようなも。少女から娘へと成長する姉自信にも、母性愛・兄弟愛・異性愛の境界は見えていない。鷹揚な父親と教条的な継母の空虚で形式的な家庭で、思春期の姉弟が紡ぎ出すプラトニックな愛情にクールなエロティシズムが漂う。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
★4冒頭から渋い色調にハッとしたが、「銀残し」というテクなのか・・・(シネスケは勉強になるなぁ)。弟のやりたい放題を半ば黙認する姉と父が不思議だった。こんな家族あるかいなーと思う一方、どっかに存在してそうな変なリアリティーを感じた。 (worianne)[投票]
★3文学の堂々たる映画化。市川崑宮川一夫の代表作。しかし、テーマゆえか、市川崑の持ち味と言うべき透明感がなく、自分の中の市川崑傑作群には入らない。 (檸檬)[投票]
★3姉と弟の愛情と恋愛の綱渡り状態のような表現がこの作品を奇妙な高揚感として維持している。川口浩は決して巧い役者ではないが、周囲を引き立てる力を持っているようで、この作品も岸恵子を際立たせていた。でも、こんな姉を持っていたら私だって・・。 (tkcrows)[投票(3)]
★4当人同士でも図りきれない「気持ち」ってのは確かに存在するわけで、それをありのままに捉えようとした市川崑の試みは正しいとしか言いようがない。大喧嘩の最中、川口の鼻をつまみながらチラっと微笑む岸恵子には僕も降参です。 (町田)[投票(5)]
★4「そんなもん吹いてたら唇が厚くなるから嫌よ」・・・何だ、ハーモニカかっ!w それはともかく・・・山田洋次監督の『おとうと』を鑑賞後に観た(2011/08/23 BSシネマ)。 [review] (IN4MATION)[投票]
★4市川崑の大正という時代の画作りへのこだわりは、例の「銀残し」だけにとどまるものではなく、美術、衣装、照明、あるいはあのレトロな音楽にいたるまで、もはや偏執的といっていいほどのものが見られ、それはそれで自分には嬉しいものがあった。 [review] (ナム太郎)[投票(1)]