★3 | 文学の堂々たる映画化。市川崑、宮川一夫の代表作。しかし、テーマゆえか、市川崑の持ち味と言うべき透明感がなく、自分の中の市川崑傑作群には入らない。 (檸檬) | [投票] |
★5 | 市川監督の代表作であり、文学的解釈と映像のこだわりが見事に合致した芸術的作品。凛とした岸恵子と屈折した川口浩の兄妹が生み出す繊細な心情表現と日常のドラマ。 [review] (TOBBY) | [投票(1)] |
★3 | 役者の演技を楽しむという意味ではとても興味深い作品ではありましたが、何しろ負の感情に支配されてしまうので、精神衛生上あまりよくなかった。 [review] (づん) | [投票(3)] |
★3 | 淡々と母子の関係の変化を描くさまにはさすがに涙を誘われるが、継母の心根に変わらない部分があるようにも思え上手く乗れなかった。 (マッツァ) | [投票(1)] |
★3 | どのカットにも、登場人物にぴったりと寄り添っている黒という色の限りない深み。これがいいんです。この色の存在によって、岸恵子 が、「姉」という意外に類例のない役柄をこなしきれている。 (ジェリー) | [投票] |
★4 | 当人同士でも図りきれない「気持ち」ってのは確かに存在するわけで、それをありのままに捉えようとした市川崑の試みは正しいとしか言いようがない。大喧嘩の最中、川口の鼻をつまみながらチラっと微笑む岸恵子には僕も降参です。 (町田) | [投票(5)] |