★4 | ファーストシーン、鉄橋の上でソ連およびドイツから逃げてきた人たちが滞留してしまう混乱。この国はどこが我が国なのだ、という悲痛な思いがこの1シーンに象徴される。この鉄橋そのものがポーランドなのだ。
[review] (セント) | [投票(3)] |
★3 | この事件と、その後の欺瞞は、70年の時を経た今もポーランド人の脳裏を亡霊のように彷徨う怨念なのだろう。たとえ古色蒼然たる老骨の一喝であろうと、単に被害意識を振りかざすのではでなく、ひたすら加害者の非を責め続けるワイダの執拗さは被害者の鏡である。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | こんなにも国の美徳を信じ、腐ってゆく国の姿を憂えることのできるポーランド人に敬服せずにはいられない。われわれはこれほどに国を憂え得るであろうか?「身捨つる程の祖国は在りや?」 [review] (水那岐) | [投票(3)] |
★5 | 本当に胸くそ悪くなる程の一級の戦争映画だ。ナチ独も赤軍ソ連も同じ穴のむじな。弱い国はいつも強い国に蹂躙されるのだ。しかし1,2000人は多すぎるでしょう。人の命の何と軽いことか。 (KEI) | [投票] |
★4 | アンジェイ・ワイダのこれまでの映画人生はこの作品を世に出すためにあったのではないか・・・・・ [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |