★3 | いささかわかりづらい物語だが、突飛で奇抜な映像はなかなか楽しくて退屈はしない。ただちょっと「美しさ」が足りない。その点が『落下の王国』と比べてちょっと劣る。 (シーチキン) | [投票] |
★3 | 主題が、ギリアム作品にしては、ちと陳腐。 ハードの方が格段に何でもできる次世代機になったのに、そのスペックを充分に活かしきれていない感じも、とてももどかしい。 唯一無二の奇才であることは間違いない彼であるが、果たして満足させてくれる作品を撮るPowerは残っているんだろうか? (ありたかずひろ) | [投票] |
★4 | 何か見かけはフェリーニ的な要素がたっぷりなんだけれど、全然違いますね。僕は『未来世紀ブラジル』の不思議な世界を高く評価しているいわゆるギリアムファンですが、この映画は奥が深いのかどうか、ちょっと分からん映画でしたね。
[review] (セント) | [投票(6)] |
★3 | 作品としては何とか「テリー=ギリアム」の体を成している。その事に正直ホッとしている監督自身の姿が思い浮かび、同情の念を禁じ得ない。☆3.5点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(3)] |
★3 | ああわかった。この監督の魅力って「やぼったいところ」だ。 [review] (きわ) | [投票(5)] |
★4 | この鏡は、あるいは歪んだギリアムの自画像だったのかも。 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★3 | 画面、キャストなかなか豪華だが話がつまらん。ファンタジーにしては飛躍がない。それらしい筋運びを見せているだけ。役者の演技と話がかみ合っていない印象だった。フェリー二が撮っていたら、といくどか思った。 (ぱーこ) | [投票(1)] |
★4 | テリー・ギリアムも老いたかと感じさせられるのは否めないが、どっこい確実に奮闘を続けている。ビターテイストのエンディングには昔ながらのギリアム流の毒気が健在なのだ。これはトニーの物語ではなく、あくまでパルナサス博士の魂の遍歴の物語だとよく判る。悪魔のトム・ウェイツは好演。 [review] (水那岐) | [投票(7)] |