★4 | ルームシェア、しかも4人も2LDKで暮らす若者の日常。その光景は、結構面白かった。会話がやはり今風で新しく、あの、うわべだけの会話を共有し得る怠惰な空間というのはいかにも現代的である。
[review] (セント) | [投票(3)] |
★3 | ミステリと純文学と芝居と映画の混ざった感じ。4人+1人の若者がそれぞれの生活を引きずりながら、あの狭い2LDKで辛うじて希薄な関係性を保ちつつ展開する群像劇。軽薄な台詞で陰湿なエピソードを転がしながら、ラストの後味の悪さへ突っ込んでいく。 [review] (まー) | [投票] |
★4 | 「上辺だけの関係でなければ壊れてしまう」という序盤のサトル(林遣都)の台詞が全てを表している。清清しいまでに互いに対して無関心な関係性。そこに1つ前提条件が加わるだけで、その世界は崩壊するのである。 [review] (Master) | [投票(3)] |
★5 | 政治家みたいな話。100/100 [review] (たろ) | [投票] |
★3 | 現代社会を切り取っているようには見えない。風刺と言うより、これはシチュエーションドラマであり、舞台だ。実際の人間関係を斬るならエッジはもっと鋭くなければならないし、とするなら画的にキマる映画ではなくなると思う。☆3.7点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★3 | 原作既読。キャラクターは生きていたし表現されていたが、やっぱり二時間の限界を感じちゃう。ただ、あのパレードの風景は感じられたから良かった。 (あちこ) | [投票] |
★4 | 「曖昧さが生む安心感」は、いずれ「曖昧さによる危機」を迎える。そして「曖昧にしか自覚されない危機」は、漠然たる安心幻想を求めて、さらに強固な「あいまいな連帯」を模索し伊豆高原をめざす。これは若者ではなく、我々の「曖昧な社会」の話じゃないか。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |