★4 | 社会の狭間にいる青年たちの日常を鋭く見つめた青春の一編、と通り一遍風にこう書いちゃえばば何となく自分自身が高踏的で厭な人間に思えてくるほどだ。
[review] (セント) | [投票(1)] |
★4 | 井筒監督が正面から心底馬鹿馬鹿しく無駄であるが故に凄惨な暴力を描いた事は評価されるべき。 [review] (Master) | [投票] |
★5 | 前半は二度と観たくないなあ・・・あまりに息苦しいから。 [review] (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | 二〇一〇年日本のシネスコ暴力映画その一。終わってる感・人生詰んでる感が凄まじい。青年のひとり暮らしの部屋も深夜の地方コンビニも大学の学生食堂もあらゆる風景が行き詰まって息詰まって。脳の線が切れた若者たちの自滅的な暴力連鎖もデッドエンドに吹き溜るばかりでまるで生命のきらめきを反映しない。 [review] (3819695) | [投票(7)] |
★4 | 肉体的にも精神的にも痛ーい作品。と同時に、最近実生活で痛めつけられる機会が少ないことを実感。いや、痛くないのではなく痛みに気付かないふりしてるだけなのでは?とも思う。みなさんは素直に痛んでますか? [review] (パグのしっぽ) | [投票(1)] |
★4 | 井筒作品にみる、無軌道と無気力の違い [review] (田邉 晴彦) | [投票(3)] |
★3 | あふれるような負のパワーはすごいが自分の趣味とは合わない。なんだか「マジメに物事考えんとおったらこうなんのやで」と、ある種の「自己責任」論を説かれているようでもあった。 [review] (シーチキン) | [投票] |
★3 | 井筒監督は陰湿な人間関係が大嫌いだから、精神をいたぶる軟弱な苛めを描かない。だから、外見と内面が見事に一致した単細胞青年が量産される。撮影スタジオのような昭和の熱気は大きな魅力だが、細部に丁寧さを欠く脚本に不満も多い。 [review] (shiono) | [投票] |
★5 | 暴走と空回りの末に去来する無力感。この「何もなさ」への帰結は、時代の生ぬるい甘やかしに無自覚に甘え、いつまでも立ち位置定まらぬ、もうガキとは呼べない平成のガキどもへの警鐘なのだ。今どきの若者たちを支配する空疎を、おせっかいにも井筒は憂いているのだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(8)] |