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アイガー北壁(2008/独=オーストリア=スイス)ファンのコメント

アイガー北壁(2008/独=オーストリア=スイス)が好きな人ファンを表示する

海炭市叙景(2010/日)************

★55つのオムニバス映画であります。すべてが虚無的でもあります。生きることの空しさ、哀しさが切実に伝わってきます。話のすべてが身近です。どこにでもあるような話がかえってリアルです。 [review] (セント)[投票(6)]
★4ウェルメイドな作品であることは首肯するが、全てのエピソードが地方都市の場末感と閉塞状況の描写に終始しているのには辟易する。これが現実と言われてしまえばしょうがないのだが、もう少し何かあるだろうという気持ちは抑えられなかった。 [review] (Master)[投票(1)]
★4各エピソードの個人的な印象としては4>3>1≧5>2の順。加瀬亮小林薫が全体を引き締める。特に加瀬君が良い。ジム・オルークは相変わらず美しい曲を書くねえ。 (赤い戦車)[投票]
★4すべての画像が喪失感を指し示している。“何か”が失われてしまった。だが本当に“何か”などというものがかつてあったのか。「確かにあったはずだ」と、映画は古い八ミリフィルムを回しながら静かにタイトル・インする。あまりにも私たちに似すぎた彼らを見守るにつけては、劇の作為性にこそ救われる。 [review] (3819695)[投票(7)]
★4終始、冬空のごとくどんよりとした物語が続くが、長尺でも飽きることはない。加瀬亮の妻役であるとか、婆さんであるとか、素人キャストの思いのほかの素晴らしさも見逃せない。 [review] (ガリガリ博士)[投票(3)]
★5郊外の道路の一本一本に感情を込めていく作業。 [review] (パグのしっぽ)[投票(7)]
★4最後までスウィートな展開に逃げ込まないストーリーテリングは作り手たちの真摯な志の証だ。そうだよ、人生や現実なんてものはかようにビターで辛辣で暗澹たるものなのだ。それでも、決して悲惨ではない。そう言い切れる気高さにみちた映画。 [review] (田邉 晴彦)[投票(4)]
★5生きる喜びを追求することは茫漠たる永遠の願望であり、悲しみこそが逃れようのない人の営みの本質なのだろう。だから我々は海炭市の人々の生き難さに共感し、彼らの悲しみを美しいとすら感じるのだ。北の地の、年の瀬の、市井の叙景に生きることの切なさをみた。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]