ソ・ジョンミンの映画ファンのコメント
海炭市叙景(2010/日) |
5つのオムニバス映画であります。すべてが虚無的でもあります。生きることの空しさ、哀しさが切実に伝わってきます。話のすべてが身近です。どこにでもあるような話がかえってリアルです。 [review] (セント) | [投票(6)] | |
生きる喜びを追求することは茫漠たる永遠の願望であり、悲しみこそが逃れようのない人の営みの本質なのだろう。だから我々は海炭市の人々の生き難さに共感し、彼らの悲しみを美しいとすら感じるのだ。北の地の、年の瀬の、市井の叙景に生きることの切なさをみた。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] | |
うらぶれた北の街に生きる人々の哀歓。そこに起こる出来事は物悲しいほどささやかな老若男女の心のすれ違いだが、嘘のない愚直なまでのリアリズムが言い知れぬ寂寥感を呼び、2時間半の長尺を意識させない。熊切和嘉はまばゆいほどに手腕を磨き上げた。その人間に対する洞察力は瞠目に値する。 (水那岐) | [投票(2)] | |
ドラマティックな展開は殆ど無いのに、約2時間半ついつい見入ってしまいました。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票(3)] |