★4 | ドイツというと、ナチをすぐに連想するけれど、つい最近まであった「壁」のことを比較的身近なシチュエーションを題材に、女の心情を絡めて描いた秀作。 [review] (jollyjoker) | [投票] |
★4 | ニーナ・ホス の冷たい美貌が画面を震わせる。年の頃は30半ばぐらいか、でも強い化粧とうらはらに疲れを感じさせる皺さえ彼女の凛々しさを伝える。細く長い脚、ぶらぶらと華奢な腕、指。そして彼女がこぐ自転車。美しい。田園風景に溶けてとても美しい。 [review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | 感情や興味をどんなに殺そうとしても殺せない。人間じゃなくなることは出来ない。言葉じゃなくて、体や目で語っていた。 (あちこ) | [投票(1)] |
★4 | 存在感のある凛とした主人公が魅力的。この女優のキャスティングで成功の半分は達した。旧東独の非人道的国民監視体制が描かれてはいるが、役人の家族を登場させるあたりは今迄とは変わって来ているのかなぁと。そういう意味では本作も時代の1作といえるのかもしれない。 (KEI) | [投票] |
★4 | ニーナ・ホスのクール・ビューティーが何にも増して光る作品。物語は咀嚼不足でいささか理解には時間を要するが、使命感を帯びた彼女の熱い魂とそれを隠す氷の容貌が、そこにあるドラマの消化に積極的に働く。女性ならではの真摯なエナジーの迸りをいとおしむ作品だろう。 (水那岐) | [投票(1)] |
★4 | ドイツ版「ブラック・ジャック」かー。抑圧と緊張の中でも滅することのない人間性の豊かな発露は、ささやかな希望を観終わった後に残して心地よい。 [review] (シーチキン) | [投票] |
★3 | 煮えきらない展開に動を求めてしまうのだが、これはこれで妙な緊迫感があるのも事実。ラストはニンマリ。70/100 (たろ) | [投票] |