| ★5 | 断言しよう。深作の最高傑作にして、『仁義なき戦い』をも軽く超えた日本映画最強の狂気ぶり。現代であれば、ノワール。とかエルロイ入ってます。とかお洒落に言われるのかもしれないが。否！ただただ正面から描いた人間賛歌映画。 [review] (ALPACA) | [投票(2)] |
| ★4 | “生きる”という本能が過剰なあまり、己の存在が自らを“死”へと追い詰めるという矛盾。石川(渡哲也)の衝動は、表社会に受け入れられるはずもないく、といって裏社会の秩序に納まりもしない。仁義厚き狂犬の仁義は死に、後には聞こえない大笑いだけが残る。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
| ★3 | ただひたすら他人に迷惑をかけるだけのこの男が主人公ならばもっと狂気と魅力に溢れるキャラにしないと娯楽映画にはなりえない。 [review] (ハム) | [投票(2)] |
| ★5 | 新宿の野良犬は言いました。「僕の仁義を知りませんか。行方不明になりました。」 [review] (町田) | [投票(5)] |
| ★4 | 前半はリメイク版の圧勝、後半は甲乙つけがたし。漂う赤い風船を捉えたショットは、深作欣二会心の出来ではないか。田中邦衛のアナーキーさも鮮烈な印象を残す。 (赤い戦車) | [投票] |
| ★4 | 彼は彼なりの仁義に生きようとしたが、その仁義は誰にも理解できなかった。かみあわない歯車は、ただその歯を刃のように尖らせながら暴走するしかなかった。背中を曲げ、頭を深く垂れた姿勢のまま、サングラスに隠れた瞳はどんな炎を宿していたのか。 (crossage) | [投票] |
| ★3 | 多岐川裕美の生い立ちや性格付けが描写不足で、ただひたすら可愛そうなだけなのがつまらない。
二人の関係をもっと濃密に描けばあの鬼気迫るシーン（Ｃａ補給）も説得力が増したのではないか。あれはあれで凄いが。
(TOMIMORI) | [投票] |