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リチャード・コンテの映画ファンのコメント

ビッグ・ガン(1973/伊=仏) 記憶の代償(1946/米) サーカスの世界(1964/米) コルドラへの道(1959/米) 疑惑の渦巻(1949/米) 激戦地(1945/米) ホテル(1967/米) ブルー・ガーディニア(1953/米) パープル・ハート(1944/米) 出獄(1948/米) クィーン・メリー号襲撃(1966/米) 鮮血の情報(1947/米) トニー・ローム 殺しの追跡(1967/米) オーシャンと十一人の仲間(1960/米) セメントの女(1968/米) ゴッドファーザー(1972/米) 他人の家(1949/米) ビッグ・コンボ(1954/米) 都会の叫び(1948/米) 深夜復讐便(1949/米)が好きな人ファンを表示する

家族の灯り(2012/仏)************

★4テーブルの上のランプや街のガス燈といった現代の光とは違う光源を基にした光の扱い。(いや太陽光も月光も現代とは異なるという認識でいいのかも知れない。つまり現在とは違う光を志向していると。)また家の外の舗道や家の外観の美術装置も美しく、レナート・ベルタによる柔らかな光の回り具合は絶品だ。 [review] (ゑぎ)[投票(4)]
★5真面目なドライヤーブレッソンを装いつつ舌を出すオリヴェイラ。凪の水面の湖底では悪意と洒落っ気が絶妙に混在する。老妻の偏狭を撃ち、善人ぶった老父の妄執を叩きのめす呵責の無さは怖いもの知らず。銅版画のようなベルタの撮影も絶品。 (けにろん)[投票(3)]
★4冒頭のこの世とは思えぬ波止場の夢幻に圧倒される。罪なき小心者の嘘の積み重ねが罪の大層となり、空疎な重みに耐えかねて瓦解する皮肉。その哀れな者たちに初めて外光が射したとき時間が止まる。レナート・ベルタが再現するオリベイラの意地悪き冷徹な視線。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3総数225ショットのうち屋外ショットは10程度の、ほぼ完全な室内劇。 [review] (赤い戦車)[投票(1)]