★4 | 死をもってさえ止められぬ永遠の現在進行形、『儀式』はいまも終わらない。 [review] (町田) | [投票(4)] |
★4 | この大島渚には参った。例えば佐藤慶が老け役をしたり、河原崎建三 が高校生を演じるなどは滑稽の極みなのだが、その彼らが恐ろしいほど素晴らしい演技、存在感を示し、2時間強を一気に魅せてしまうのだから困ったものだ。 (ナム太郎) | [投票(1)] |
★3 | 「一番大事な人を欠いた結婚式」と「一番大事な人への敬意を欠いた葬式」を描くことで、大島渚は日本の儀式をとことん破壊した。[Video] (Yasu) | [投票(3)] |
★5 | この作品、抽象的に描ききった印象なのは、国家というのを取り扱ったから保険で抽象をいれたからであろう。が、しかしそこは大島渚。抽象でありながら中傷的にも描き、戦争総括を先送り対処法で乗り切る国家の問題点を的確に鋭く突いた力作、であり儀式。 [review] (ジャイアント白田) | [投票(5)] |
★4 | 右翼も左翼も居る中で特にいがみ合うこともなく彼らにしか通じない共通言語で何となく「なあなあ」に焦点をぼやけさせて来たこの国の縮図。その象徴が『儀式』。いまだ出口は見つからないままだ。 (マッツァ) | [投票(1)] |
★4 | 桜田家という制度の中で淡々と続く儀式。戦後の価値の混乱期と共に成長する子供達は儀式と血統を嘲笑しながらも制度の重圧に埋もれていく。戦後25年、大島の節目。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★5 | 当時は大島にしては映像がぴたっとはまっていて、珍しく堂々と様式美のある映画だと思った。内容は逆に判りにくくなっていたように思う。 (セント) | [投票] |