★4 | オトナ(といわれる年齢のヒト)が実は子どもにどれだけ助けられているか、オトナはもっと自覚しなければいけない。まっすぐな子どもを捻じ曲げてしまうのは、オトナなのである。 [review] (jollyjoker) | [投票(3)] |
★4 | 虐待は継承され自己愛が強すぎる親は新たな虐待を産み又、教師や同級の親を排撃し続けるだろう。独居老人は社会性を失い障害を持つ子の親も又居所がない。時代に蔓延する唾棄すべき事象をしかし呉美保は全肯定で捕まえようとする。女には敵わないと思う。 (けにろん) | [投票(3)] |
★4 | 一貫して家族関係の業やささやかな交歓を演ずる作品を発表してきた、呉美保監督の第4作。祝福とともに生まれながら、往々にしてトラブルの元になり大人たちを苛立たせる「子供」というものの集大成だ。
[review] (水那岐) | [投票(1)] |
★3 | 周りの世界とのより強固な関わりを模索するかのような自閉少年(加部亜門君、驚演)のピュアで偽りのない存在感と、教師が出した唐突な宿題に、嬉々として、あるいははにかみつつ応える子供たちの素直な表情がこの映画のすべて。作り物ではない優しさを感じる。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★5 | 世間は癇性に覆われているという世界観を丁寧に提示した傑作。変態は世界を救うか。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |