★4 | 成瀬監督の本領発揮。情け容赦ない描写が特に映えた一本で素直に脱帽です。凄い障害です。 [review] (甘崎庵) | [投票(3)] |
★3 | 成功するとたかって来る人も増えるというのが笑えた。 (りかちゅ) | [投票(2)] |
★5 | なげやりな身のこなし、人を小ばかにしたような口調、見ることを拒否したような目。高峰秀子が演ずる林芙美子の倦怠は怖い。人生の放浪がこんな女を生むのだろうか、こんな女に生まれたがゆえに彷徨うのであろうか。生きることの凄みが漂う。 (ぽんしゅう) | [投票(10)] |
★4 | 森光子の舞台版は観た事無いけど、たぶんこちらの方がかなりギスギスしてると思われ。でも高峰秀子扮する林芙美子がひねくれ過ぎで、逆に笑えてくる。そして笑える位にブス。['04.3.31VIDEO] (直人) | [投票(4)] |
★4 | 加東大介は成瀬巳喜男作品の中で一番オイシイ役をもらったように見える。[ラピュタ阿佐ヶ谷] (Yasu) | [投票(1)] |
★4 | おのが同朋を俎上にあげ、その果てには自分の手足すら食らってまで書き続ける私小説作家の心中は、そうなった者にしか判るものではあるまい。その苦渋が乗り移ったかのように、高峰秀子は口調のみならず顔貌すら大きく歪めてしまった。まさに業深き女の完璧な再現である。 (水那岐) | [投票(2)] |
★5 | 林芙美子がとりついたかのような高峰秀子の演技。伝記映画は数あると思うけれどもこれをしのぐ作品にこれから先お目にかかれるだろうか。成瀬映画の特徴として素晴らしいセットがあるが、これは極めつけの一本。 (ジェリー) | [投票(3)] |