★4 | 観光とナンパから始まって挙句にKKKから宗教右派へ。御曹司集団劇という特殊形態の中にやがて何とも抗しがたいベンアフ文芸の秘密が花開く。ダイコンという恒常性の船に乗って、波乱にとんだ世界の荒波を彼は乗り切ったのである。 (disjunctive) | [投票(2)] |
★4 | ベン・アフレック、骨太の会心映画です。こんな映画を撮りたかったんだ。それが実によく分かります。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★3 | 主演を兼ねる監督は作品の出来を問わず応援する所存だが、このベン・アフレックはどうにも身体の輪郭が不細工で表情も魯鈍だ。これを「格好つけても所詮は滑稽ギャング」と見るのが必ずしも裏読みにならない程度に知性的な演出家だとは思うけれども。聖性が過ぎて魔性に反転するエル・ファニングは好適。 (3819695) | [投票(1)] |
★3 | 背骨通らぬ主人公のとっ散らかった物語。2人の親分間を蝙蝠よろしく行ったり来たりのうえ警官の親に手心加えてもらい矜持が無い。ただこの男、人種的偏見だけは一切皆無でKKK団をぶち殺しまくる。そこだけ溜飲が下がる。孤立主義へのベンアフの抗言。 (けにろん) | [投票(2)] |
★3 | 原題が『LIVE BY NIGHT』。ラオール・ウォルシュの映画やニコラス・レイの映画を想起させるようなタイトルで、それだけでも志を感じてしまい、応援したくなるのだが、今一つ、厳しさが足りない出来だ。それは矢張り、主演者・ベン・アフレックの個性という面が大きいだろう。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★3 | アフレックではギャングの貫禄が足りず、悪人なのか善人なのかどっちつかずで感情移入不可。銃撃戦は敵味方判別不能で消化不良。唯一の救いは、エル・ファニングくらいか。66/100 (たろ) | [投票] |