★4 | 昭和の話というか、レトロな話というか。あるいは「サザエさん」のように時代を超越したというか、いつの時代でもありそうな話というか。全体としてやたらと安定した山田洋次的というか、人情喜劇の王道をいく映画としての水準は高く、安心して楽しめる。 [review] (シーチキン) | [投票(3)] |
★4 | 山田変奏曲最終楽章。ベタ(お約束)の繰り返しでここ迄持ってくる監督は矢張りお見事だ。特上な三度目の正直。☆3.8点。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★4 | 『家族はつらいよ』のスピンオフ作品「西村まさ彦はつらいよ」ってかんじ。自作は妻夫木聡夫婦に光が当たりそうな予感もするし、この一家には目が離せません。次作も見るよ!ところで、立川志らくの刑事役に面白みが足りなかった。林家正蔵が落語ネタでボケるところあったんだけど、笑えなかったかも。 (ばかてつ) | [投票] |
★5 | 黴びた主婦の労働価値とはのテーマは『口笛を吹く寅次郎』に比肩する思いを伝えられない男と伝えてほしい女のもどかしい感情の機微という山田独壇場エッセンス投入で巧みに世界に浸透。夜のドライブ行の降雨タイミングなど想外の巧さだ。夏川も圧巻。 (けにろん) | [投票(3)] |
★4 | 西村まさ彦に一票 [review] (寒山拾得) | [投票(7)] |
★3 | 西村の無頓着で野放図な頭髪と、夏川の重量感とルーズなウエスト周りに、社会的に不自由はないが精神的な緊張が足りない、いわば一生懸命には違いないが、その懸命さが生活の目的になってしまったような惰性が漂う。喜劇を戯画で終わらせないリアルな造形に感心。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |