★2 | コンセプトと帰結は文句無いがサディズムが不足で余りに温い。こういう状況で当然にフィーチャーされるべき「孤独」や「疎外感」や「絶望」は女を寝取られたという在り来たりな嫉妬心に置き換えられる。物語を語ることに躊躇し誠実ではないとさえ思えるのだ。 (けにろん) | [投票] |
★4 | ああー、やっぱりそうかと言いたくなるラスト。落ち込んでる時、もっと落ち込みたかったらこの映画を観るべし。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★4 | いとことの違いを書き分けていく手腕が巧い。また、ジャン・クロード・ブリアリがワーグナーをかけながら大芝居をうったり、ジュリエット・メニエルと語らう夜道の場面など、巧いだけでなく面白い。弧を描くようなカメラワークはアンリ・ドカエかシャブロルどちらの個性だろう。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | ブリアリが『天井桟敷の人々』のフレデリック・ルメートル(ピエール・ブラッスール)みたいだった。 (tomcot) | [投票] |
★4 | 人生やはり要領なのでしょうか? (熱田海之) | [投票] |
★4 | C'est ça.『甘い生活』より若くそして苦い。これでもかというほどに。田舎も都市も、家も恋愛も、孤独にさえも安寧を見失ったシャブロルの、絶対的虚無に心臓を撃ち抜かれること請け合い。 [review] (町田) | [投票(3)] |