★5 | ブリアリが『天井桟敷の人々』のフレデリック・ルメートル(ピエール・ブラッスール)みたいだった。 (tomcot) | [投票] |
★4 | 初期ヌーベルバーグの映画の中では、最も老成しているんじゃないか。「老成」なんて嫌らしい言葉を使ったが、決して悪い意味ではありません。とても監督2作目とは思えない出来過ぎの完成度。しかし同時に瑞々しい画面も沢山あり、私は大好きです。 [review] (ゑぎ) | [投票(5)] |
★4 | C'est ça.『甘い生活』より若くそして苦い。これでもかというほどに。田舎も都市も、家も恋愛も、孤独にさえも安寧を見失ったシャブロルの、絶対的虚無に心臓を撃ち抜かれること請け合い。 [review] (町田) | [投票(3)] |
★4 | すっかり忘れていたのだが、TVで再見してみて、ラストのジャン・クロード・ブリアリの修行僧のような姿に、あらためてやられた。主人公ではなく、ブリアリやメニエルに感情移入した初見の20代の頃を思い出した。 [review] (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★4 | この完成度の高さは、、驚く。分かりやすい心理映画だし、こういうのって身の回りにうんとある。そういう主題を当時の若者に焦点に当てて鋭く照らす。相変わらずドカエのカメラが強烈、秀逸。 (セント) | [投票(1)] |
★4 | ああー、やっぱりそうかと言いたくなるラスト。落ち込んでる時、もっと落ち込みたかったらこの映画を観るべし。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★4 | これほど後味の悪い作品も、あまりないだろう。落ち込んでいる人には見せてはいけない。ポル(ジャン・クロード・ブリアリ)のような人間は、きっとシャルル(ミシェル・ブラン)のような人間を理解できないだろう(シャルルに共感) (モモ★ラッチ) | [投票(1)] |
★4 | いとことの違いを書き分けていく手腕が巧い。また、ジャン・クロード・ブリアリがワーグナーをかけながら大芝居をうったり、ジュリエット・メニエルと語らう夜道の場面など、巧いだけでなく面白い。弧を描くようなカメラワークはアンリ・ドカエかシャブロルどちらの個性だろう。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | アメリカ映画に学び、アメリカ映画特有の映像誇張感の精髄をさらに磨きぬいた痕跡が実に瑞々しい。人物との距離感やカットつなぎの巧みさが生む効果だ。計算されつくした世界設計の中に織り込まれた人間感情はまるで練り絹のように細緻で、俳優の体温や息衝きが立ち昇ってくる。 (ジェリー) | [投票] |
★4 | 人生やはり要領なのでしょうか? (熱田海之) | [投票] |
★4 | あまりの救いのなさに、観終わった後にやることといえば布団かぶって寝るぐらいか。 (ラジスケ) | [投票] |
★4 | 受験生は観ない方がいいでしょう。 (kaki) | [投票] |
★4 | ラストに愕然とした。強運の持ち主は最後までそうなのか、、皮肉だ。 (glimglim) | [投票] |
★3 | もしかすると世の中そうなんじゃないか、と思い始めてる時に、はいその通り、世の中結局そんなもんですよ、と言い放たれると痛い。立ち直れない。 (mal) | [投票(1)] |
★3 | そんなシャルルが好きだった。けっ。 (ann) | [投票(1)] |
★3 | 観客に飽きられないようにオパンツエロ投入!違うか。死体これからどうするかというサスペンスまで描いて欲しかったと思う俺はアホですか。 (モノリス砥石) | [投票] |
★3 | 遊び人社会の中に真面目な男を入れたらどうなるか、の検証。それがこのラストだろう。その持って行き方はやや強引で、ラストが先に有って、その後に前を組み立てた様な違和感がある。 (KEI) | [投票] |
★3 | 天井突き破るストーブの煙突はジャン・クロード・ブリアリの男性自身の隠喩に見えて爆笑してしまう。70年代の日本の青春映画に随分と影響を与えた物語なのだろう。磨り減り感は致し方ない。 (寒山拾得) | [投票] |
★3 | ポールに対するシャルルの憧れと嫌悪が作り出す微妙な距離感が、田舎者の私には良く分かります。おぼちゃん大学生のやるせなく無軌道な乱稚気騒ぎが、同時代の日本の太陽族映画にそっくり。戦後の同時多発現象だったのですね。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★2 | コンセプトと帰結は文句無いがサディズムが不足で余りに温い。こういう状況で当然にフィーチャーされるべき「孤独」や「疎外感」や「絶望」は女を寝取られたという在り来たりな嫉妬心に置き換えられる。物語を語ることに躊躇し誠実ではないとさえ思えるのだ。 (けにろん) | [投票] |