★5 | 名美(余)を取り巻く物語に介在せざるを得ない村木(竹中)のスタンスが濃厚な背景描写も相俟り完璧な説得力だ。間断しない緊張感と正真正銘のハードさ。雨・闇・光彩・影など佐々木原の仕掛けも豊富で且つ濡れている。石井のピーク。 (けにろん) | [投票(4)] |
★3 | この監督の「夜」や「空間」は結構好き。突如キレてジャブ・ワンツーからボディへと竹中直人に打ち込む椎名桔平に「おお、いいぞ」と思ったが、その後の行動が平凡だったのは残念。主役二人のロマンスをファンタジーっぽくしたのは正解だったのか。なんか微妙な感じだ。 (クワドラAS) | [投票] |
★4 | バブルスーツが竹中直人の肉体を内包するのが緊張だとすれば、サスペンスが喜劇に耐えられないような、事をカテゴリーに帰属できない不安に苛まれるのだが [review] (disjunctive) | [投票(2)] |
★4 | 愛する男の激情に翻弄される哀しい女。余貴美子で客を呼べるかはともかく(失礼!)、彼女の渾身のファム・ファタル、個人的にはハマりまくりでした♪ [review] (TOMOKICI) | [投票] |
★4 | 多重人格者竹中直人が全篇優作モードで演じる。唯一くるくる廻るシーンに安らぎを感じる私は根っからのお馬鹿なのか? (sawa:38) | [投票(1)] |
★5 | 現実から逃避した少女は男の強さに夢を託した。10年を経て夢は悪夢へと変わり、女の“純心”は復讐するかのように世を棄てた男を虜にする。落ちてくる男と女がいるかぎり、きっと純愛の連鎖はつづくのだろう・・・引き付け合う負の力。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |