★4 | 求道者の孤高、あるいは孤独。他人の慰み物を創って生きてきた男がおのれのために創った人形、その容貌が酷似していたものは…。そして舟はゆく。 [review] (水那岐) | [投票(2)] |
★3 | 坂本スミ子が予想外に今村的ミューズを体現して感動的だが、一方、小沢スブやんの諦観は今一修羅場を潜ってるとも見えず遂に胸に迫ることはなかった。そして、悩める男の再生譚は後年の『うなぎ』にて焼き直されるわけだ。 (けにろん) | [投票(3)] |
★4 | どんぶらこっこ、すっこっこ♪ (ボイス母) | [投票] |
★5 | 正直さと真面目さが同意語なら、スブやん(小沢昭一)と春(坂本スミ子)ほど真面目な生き方をしている人間はいない。全ての虚飾をはぎっとって、ただひたすら生きる男と女を見つめたとき、そこに輝くピュアな愛情の何と神々しいこと。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★5 | 人の本性、そして蠢きをちょっと距離を置き、引いて作って見せた今村ならではの骨頂作。まず映像が堂々としているので、見ごたえがある。その立派な風格には宝石のような光るものがある。今村の代表作。 (セント) | [投票(1)] |
★3 | クライマックスと云ってもいいのだろう、坂本スミ子が、病院の窓の鉄柵のところで身を乗り出して、わめき叫ぶ場面がある。こゝで寝間着(患者衣)の前がはだけるのだが、胸元を押さえるのはどうか。これでOKを出すというディシジョンが理解できない。 [review] (ゑぎ) | [投票] |