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「決闘!高田馬場」(ボイス母)の映画ファンのコメント

決闘高田の馬場(1937/日) ドドンパ酔虎伝(1961/日) 薄桜記(1959/日)が好きな人ファンを表示する

警察日記(1955/日)************

★5目を背けたくなる貧しさを、ユーモアと愛情をもって真正面から見据えた傑作。実に芸達者な俳優を脇役までそろえているが、これら大人を遥かに凌駕する二木てるみ。4歳にして完璧な演技。 (ジェリー)[投票(1)]
★3民謡「会津磐梯山」を劇伴にするクレジット。山と湖の景色。湖は猪苗代湖か。山間の道の俯瞰。バスがフレームインする。バスに花嫁と親族が乗る。バスと花嫁というと、清水宏の『暁の合唱』を想い起こす。 [review] (ゑぎ)[投票]
★3自分が生まれるたった5年前に作られた映画だというのに、この終戦直後の空気感の出し方(それと貧乏表現の筋金入りさ加減)に思わず唸る。森繁が居るオカゲでなんとも救われた作品。 [review] (ボイス母)[投票(1)]
★5俗物に見える署長にも一抹の情けはある。偉そうにふんぞり返っている役人も小市民の顔を持つ。努力が実るときもあれば、そう上手くいかないときもある。人間とはこういうものだ。[新文芸坐] [review] (Yasu)[投票]
★4空襲警報や身売りやら、いつの話かと思ったら自衛隊があるのだから敗戦から10年近く経った昭和30年頃の話。日本はなんと貧しかったのか。ユーモアたっふりに群像を描いてみごとな井手俊郎脚本が、同時に真心だけでは解決できない問題まであぶりだす。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4複数の話を散漫にさせずにまとめるのが抜群にうまい。 [review] (TOMIMORI)[投票]
★5戦後日活初期を代表する社会派人情喜劇にして松竹大船の『本日休診』(渋谷実)と並ぶ和製群像劇の傑作。森繁がまだ森繁然としておらず爽やかな印象を残す。子役二木てるみが抜群に巧い。 [review] (町田)[投票(1)]