★5 | 先ずはタイトルロゴを出すタイミングが絶妙。汗が滴る九州の暑い夏・向かいの旅館での覗き、いや張込みか。決して派手な事は起こらないが、ずっと見入ってしまう魅力がある。刑事を中心とした周りの人々も丹念に描かれ、何か佐賀へ旅した気分にもさせてくれる。ミステリーと言うより、女性の本音と建前・一刑事の前向きな心情の変化を、地道な張込みを通して活写した人間ドラマ部分に比重が置かれている。これは気に入った。 (クワドラAS) | [投票(1)] |
★3 | 評判ほどじゃ無かった・・・ (直人) | [投票] |
★4 | そう言えば高峰秀子は野村芳亭・野村芳太郎と親子二代の監督に起用されたわけだね。 (Yasu) | [投票] |
★4 | 原作は清張の代表作の1つで、傑作短編だ。橋本は原作をもっと膨らませ、‘橋本の張込み’にした。
[review] (KEI) | [投票(1)] |
★3 | いそいそと張込みを始める刑事たちの姿に、なんか楽しいかも、俺もやりたい、という感じはした。 (G31) | [投票] |
★5 | ヒッチばりに挑戦的なプロットを。ルメットの名作の如き焦りと苛立ちを。見下ろしカメラが捉える高峰秀子の微細な演技を。シネマスコープの特性を活かした美しい映像を。冒険心と好奇心を触発する黛敏郎の音楽を。堪能させて頂いた。これぞサスペンス映画化の見本。 (町田) | [投票(1)] |
★5 | 若干の地理的移動以外は、全編通じて猛烈な暑気に支配された静的な設定であるにもかかわらず終始映画が躍動している。それは、遅々とした日常と、若い刑事の忸怩たる心の動揺が増幅された動きだ。微塵の隙もなく、かつ驚くべき丁寧さで紡がれたショット群の賜物。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | 監督の映像、構図へのこだわりが全編に感じられる。本当によく作り込んだ作品だと思う。 (RED DANCER) | [投票] |