★4 | 胃痛が伝わってきそうな小林桂樹の困惑ぶりと、脳天気な原知佐子のハツラツぶり。そして橋本忍脚本の語り口の上手さが光る庶民サスペンスの佳作。喜劇やシリアス劇を問わず、60年代の邦画ではサラリーマンは職業ではなく「身分」として強調される。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★3 | いかにも頭の中で拵えた、よくできた皮肉の物語。囲いたい女性NO.1との評判をもっぱらに集めるほど健康的にコケティッシュな原知佐子の太股を眺めていたい私としては小林桂樹少し黙ってろと思う。心の声よりアクションを見せろ。という点で収穫は二度に及ぶ小池朝雄の暴力の演出だ。この切れと生々しさは表彰もの。 (3819695) | [投票(3)] |
★4 | 「自分さえよければいい(消極的な意味で)」という人間の心の弱さをズバッと衝いた一編。[Video] (Yasu) | [投票(1)] |
★3 | 愛人囲う一流会社の課長さん。とは思えぬほど消極的で受動的なキャラクターにイラり。 (G31) | [投票] |
★3 | サスペンスというよりは、主人公の人間的な弱さを克明に描いていて、スリリングな物を期待して観た立場からすると肩透かし。所々ユーモアがあるのは悪くないが。['05.2.11京都文化博物館] (直人) | [投票] |
★4 | 原知佐子が印象的で、女の描けた黒澤映画という趣がある。なんで小林桂樹なんぞの妾になるのか不明だが。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |