★5 | 巨視的な空間と時間の連鎖の中で唯1日の出来事の追憶が全てを統御してしまうというロマンティシズムが根底にある。2人の瞬間的に調和した心根は異なるベクトルで延伸しクロスして消滅するが、その儚さはご詠歌とともに来世に託される。吐夢辞世の句だ。 (けにろん) | [投票(3)] |
★5 | 海の香りが風に乗って流れて来る。この海は何処となく冷たい感じがして、限りなく哀しみが押し寄せてくる。でも痛みではなく、ただの感傷に浸り、薄涙が自然に零れる心境だった。海の表情は神秘的。心の霧雨が晴れると、また違った表情に会えるのだから。 (かっきー) | [投票] |
★5 | 脚本に恵まれたことと、三国はともかく伴淳、左の好演(以上だった)もあったが、
この圧倒的な迫力の演出はやはり内田吐夢の力量でしょう。 (KEI) | [投票(1)] |
★4 | まだ証拠不十分な気がしてならないけど…。完全犯罪のわりにあまり緻密さが感じられない。げど『砂の器』同様、捜査状況が一歩一歩核心へ、そして胸へと迫り来る力作。 (drowsy) | [投票] |
★4 | 三国連太郎さんはこの時代では大男だったのですね・・・高倉健さんはまだ本来の健さんになってないですね。 (RED DANCER) | [投票(1)] |