★5 | 後悔も罪悪感も快楽も感じられない感情不在の顔が恐かった。だからこそ、存在感が強烈に強く、無の概念を示すかの様にも感じられた。観るに対し、見事に逆説を捕らえた監督の、荒業の策略に嵌った。崇高なまでの完璧な即物性が描かれている。 (かっきー) | [投票(2)] |
★5 | ブレッソンという人は映画史から徹底的に孤立した存在だったんだな。これほど怖くて美しい映画を、これ以後の映画史は持ちうるのだろうか。 (岡田和雄) | [投票(2)] |
★5 | この映画を70歳で撮るとは…。呆然。 (nene) | [投票] |
★5 | 厳格なまでに無駄を省いた演出。その画の積み重ねのリズムがとける老夫婦宅における描写。ある意味、残酷なまでの緑の美しさ。その静寂を打ち破るクライマックスの恐怖。 [review] (ナム太郎) | [投票] |
★5 | 理想的な映画。余分なものを削ぎ落とし、とにかくソリッドに仕上がっている。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | 我々が日常目にする出来事はこの程度で、耳にする言葉はこの程度、と言わんばかりの省略。恐ろしいほどの緊張感。手とドアのせい。『スリ』や『白夜』の楽観がない。 (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★4 | 前半は詩情漂う美しい映画。後半はどうということはないつまらない映画。 [review] (田原木) | [投票] |