ジャン・マリア・ヴォロンテの映画ファンのコメント
仁義(1970/仏) |
多くを語らないセリフ、音楽。多くを語る、演出。どれも手練れで渋い。渋いがサラッとし過ぎたか。雰囲気が一本調子なのも、物足りない。ラストにもう1つどんでん返しでも欲しかった。何故警察と言わない?足が止まる、なんてメチャ良かった。 (KEI) | [投票(1)] | |
「人は、それと知らずに、赤い輪の中で必ずめぐりあう」…か。運命に引き寄せられ群れ集う男達の姿を、淡々と描きながら観る者にずっしりとした印象を残すジャン・ピエール・メルビル監督の恐るべき演出!時を刻む時計の音だけが響く強盗シーンが圧巻。 (ガブリエルアン・カットグラ) | [投票(1)] | |
パリ郊外の冬の冷たさと男達の冷たさが、サイレントかと見まごうばかりの無口な男達を際立たせる。リアルな緊張感は演出・撮影・照明そして枯れた冬の木立ちによるところの総合力だ。 [review] (sawa:38) | [投票] |