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ラース・アンケ・パレンの映画ファンのコメント

刑事マルティン・ベック(1976/スウェーデン)が好きな人ファンを表示する

金環蝕(1975/日)************

★4冒頭の日蝕の薄気味悪さ…。神でも悪魔でもなく、妖怪としか言いようのない面々が、閉じてしまった世界を嬉々として跳梁跋扈する。非凡さの片鱗もない腐敗ぶりがむしろ「昭和」らしい。 ()[投票]
★3豪華役者陣も見事だが、それらしく見えてしまう、という演出も見事だ。この種の話は永遠に輪廻しているようにも思える。 [review] (chokobo)[投票]
★3戦後は遠くになりにけり。 [review] (disjunctive)[投票(2)]
★3派手な演出はないのだが、登場人物のキャラが面白すぎて最後まで目が離せない。特に宇野重吉はすごい。百鬼夜行の中、宇野重吉が仲代達矢に見せる執念だけが人間らしい感情に思える。 [review] (ジョー・チップ)[投票(2)]
★3押し捲る薩夫節が冴え多彩な演者を縦横に使い切る闊達さだが、利権を巡る鬩ぎ合いが端から勝負見えてる感があり、入札操作に尺を費やしダレる。後半、主線上に登壇する重吉は四つに組む前にはたき込まれる。負け戦なりの描き方があったと思うのだ。 (けにろん)[投票(1)]
★3警察は蚊帳の外で、たたき上げ金融屋の情報網が政官財の癒着を浮きぼりにしていく展開が面白い。宇野重吉仲代達矢のデフォルメされた芝居と、電力開発総裁永井智雄と建設会社専務西村晃のリアルな存在感が上手く同居している。 (ぽんしゅう)[投票]